湯島白梅鍼灸院

一年で最も寒い時期「大寒」を迎え寒さのピークを実感します。

毎朝、暖かい布団から出るのがつらく、身体もあちこちこわばります。患者様の主訴も、ぎっくり腰や風邪、帯状疱疹など、まさに「寒邪」が身体に入り込んで起こる症状が多発中!

東洋医学では、気候の変化により外部から発病させる原因となるものを「外因」と呼び、風・暑・湿・燥・寒・火の6種に分けています。それぞれは、もともと悪いものではなく、人間にとっては無くては困る自然現象ですが、過剰や不足、季節に反して出現するなどの異常や私達自身の抵抗力や適応力の衰えで、発病因子となることがあります。

冬将軍が猛威をふるっているまさに今の時期は、寒が過剰となり、病を引き起こす邪気「寒邪」となって、体内に侵入してきます。

 

<寒邪の引き起こす症状>

悪寒、悪風、痛みの増悪、頭痛、お腹の冷え・痛み、下痢、嘔吐、頻尿 など

 

寒さが厳しくなって、このような症状に悩まされることはありませんか?

防寒着にカイロ、温かいものを食べていても症状がよくならない場合は是非ご相談ください。

鍼灸による効果の大きな特徴である「免疫機能の活性化、血行促進」は、風邪やインフルエンザの予防、筋肉の緊張からくる頭痛や腰痛、四十肩など、寒い時期に起こりやすい身体のトラブルにも効果◎です。

じんわりと全身にお灸をした後は、お風呂上がりのような心地良さです♨︎